東京ラーメンwiki - タレの種類による分類

タレの種類による分類


ラーメンにおいて、タレと言いますと、
かえしとも呼ばれるスープを割るための、塩分を含むタレのことで、

この種別によりラーメンは大きく味が変わるため、
このタレによる分類が大きいです。

以下、主な分類の3種類を解説します。

醤油ラーメン


醤油味のスープのラーメン。東京ラーメンを代表とする、広く主流となるオーソドックスな味のラーメンであり、鶏ガラや野菜をベースとした伝統的なあっさり味から、豚骨をベースのこってりとした物まで幅も広い。魚介系の出汁や、醤油を味醂などと合わせて煮る事もあり、地域性を反映している。


塩ラーメン


塩によって味付けされたスープのラーメン。醤油や味噌などの香りの強い調味料を使わないことによって、そうした香りが苦手な人でも食べやすいという特徴がある。
ただし、塩自体に風味は無いため、おいしい塩ラーメンを作るためにはスープのダシに工夫が必要で、おいしい塩ラーメンを作るのは特に難しいという。


味噌ラーメン


味噌によって味付けされたスープのラーメン。昭和29年ごろに札幌で誕生した比較的新しいラーメン。豚骨ベースのこってりとした物が多い。基本的には濃口の味噌を適度にスープで割るものだが、中には新潟の旧・巻町の濃厚味噌ラーメンのように、まず極端に濃い口のスープを作り、各自が好みで割りスープで割りながら食べるという独特なものもある。



出汁(スープ)の種類による分類